ちびママの家について

飼い主さんが安心して託せる家

高齢猫専門移住施設 ちびママの家は、最期までお世話したくとも事情により困難になってしまった飼い主さんに代わり、
大切な家族である猫を手厚くお世話をする場所です。
静かに穏やかに暮らす高齢猫ならではの落ち着いた生活環境を整えました。
すべてが高齢猫のための施設です。
ご縁に導かれこの家に集った猫たちの生きる時間のすべてが幸福で包まれるような暖かい場所。
飼い主さんが安心して託せる家。
ちびママの家が命を繋ぐ場所となりすべてが「佳きご縁」となりますように。

ちびママのごあいさつ

長い時間を猫と関わって参りました。
野良猫や殺処分に持ち込まれた猫たち。
ミルク飲みのまだへその緒が着いたままの子や、目が見えなかったり歩けなかったり病弱であったり。様々な猫たちですが、治療をし、栄養を摂らせ、手を掛けることによって新しい飼い主さんたちの元に送りだすことが出来ました。
しかし、そんな中、確かに増えて来ていたのは「行き場のない老猫」たちです。
人間社会の高齢化と比例するように、飼い主の体調不良などの「お世話をしきれない」理由により、その命を絶たれようとする「飼い猫」が増えているのです。今はその受け皿があまりにも少ない、そう思うことから、「高齢猫専門移住施設」の必要性を強く感じ、この度開設する運びとなりました。

[代表者プロフィール] 代表:髙岸寿子
幼少の頃より犬猫などの動物が好きで、公園に捨てられた仔犬を抱いて1軒1軒もらってくださいとチャイムを鳴らして歩いた記憶があります。
成長し大人になり、自分の意思で道を選ぶことが出来るようになり犬のボランティアの方のご縁で猫に関わりました。
それから10数年、主に飼い主のいない猫たちの不妊手術や仔猫たちの保護や譲渡活動をする中で、行き場のない老猫にも関わるようになりました。
老猫は持病や痴呆、出来上がってしまっている性格などにより仔猫と違いなかなか新しいお宅に迎えてもらえるのは難しい状況があります。手放さざるを得ない飼い主さんは、どれほど切ないだろう、せめて社会的な受け皿があったなら、そんな切実な願いと想いが大きくなり自分の足で1歩前に歩きだしました。

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