猫が好きでずっと一緒に暮らしたいと思って迎えても
思いもかけないことで、飼養が難しくなってしまうということがあります。
仕事上の時間の制約だったり転勤だったり、子どもが生まれたらアレルギーだったり
自分が病気をしたり、様々なことがあるのが人生です。
でもだからと言って、猫を捨てたりするのはあまりにも非道ですよね。
ましてや保健所に殺処分の可能性があるのに置いてくるなんて・・・
でも、里親さんを探す時間がなかったり、緊急の場合でどうしようもない
ことがあるってことも現実です。
そんなふうに、殺処分の予定で連れてこられた子が何匹かうちにいるわけですが
飼い猫であった子は、他の野良猫出身の子とはやはり違いがあります。
人に不信感を抱いていない子が多いのです。
この高齢猫専門移住受入施設ちびママの家を開設したのは
猫を飼ったら準備してほしいなぁということがありました。
もしもの時に備えて、受入施設があったなら選択の道が増えると思うのです。
もちろん有料ですから、それなりにかかりますが、でも最期まで看取れたなら
貯めておいた「猫貯金」はそのまま残るのですから旅行に行くなり
何か好きなことに使えば良いと思うのです。
人はいつまでも元気じゃない。
本当なら飼い主さんの元で最期を迎えるのが1番なわけですが
何が起こるのか分からないのが人生なんですよね。
高齢猫専門移住受入施設ちびママの家では、入院中などの不測の事態のときなど
一時預かりもしております。
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