高齢猫専門移住受入施設 ちびママの家に入所していた
茶白の男の子が空へと還って行きました。
入所当初から余命は短いと獣医さんにも言われていました。
とにかく血液検査の結果も酷い状態で、手の施しようがなかったのですが
入所から毎日獣医さんの元に通い、補液と注射の毎日を過ごしました。
少し元気を取り戻すと、生粋の野良猫のような性格で、通院の度に手も口も出して
向かって来た銀ちゃんでした。。。
それでも先生も私も、今日はシャーって言えたのよ~と言って喜び合っていました。
フードを一口食べられた
トイレが使えるようになった
嬉しいことをたくさんプレゼントしてくれた銀ちゃんでした。
でも、ほとんど機能しなくなっていた腎臓は良くなることはないのは
よくわかっていましたから、残された時間をこの子が少しでも気持ちよく暮らせるようにと
ただそれだけを考えて暮らしてきたのですが、今日の早朝、銀ちゃんは旅立ちました。
昨夜からブラッシングをして顔を拭いていると、表情がとても穏やかになっていて
みんなのところに抱いて連れて行くと、はらはらと涙を流したのです。
ああ、もう逝くのか・・・と私もそのときお別れを悟りました。
たくさんのお花に埋もれた銀ちゃん
よく頑張りました。
花まるの猫です。
私とは最期の2ヶ月ちょっとの時間を共にするご縁でした。
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