ちびママの家に入所して来る子たちには其々に物語があります。
みんな何らかの事情で飼い主さんと離れなくてはならなかったのですが
どの子にも共通点があります。
それは事情はどうあれどの子も安全で安心な生活を全うさせてやりたいと
思う方々の想いを受けて来たということです。
私はいつも猫たちの向こうの飼い主さんたちの祈りに応えたいと思うのです。
ちびママの家ではどの子も毎日良い子だね、可愛いね、お利口だねと褒められて
生活しています。
猫も人の子も可愛がられ褒められて暮らすとどんどん良い子になります。
これは保護猫のボランティア活動の中で威嚇の激しい子も扱って来たなかで
学んだことです。
1年半ほど前に入所したもっふー君
入所当初はケージにおやつを運んだ手を叩き落されました。
顔を見ればこれでもかという威嚇の毎日でした。
ここ数日、また変化が見られおやつを運んでいるなと感じると隠れていた場所から
出て来て待つようになり早く欲しいよーと遠慮がちに鳴くようになりました。
お代わりを目の前に手を出して置くことを許してくれるようになりました。
もっふー君の表情が少しづつ柔らかくなっているのが分かります。
そんなとき、どれほどの幸福感をもっふー君が私にくれたのか
この子に伝えられたらと思うのです。
ありがとうね、ありがとうね
もっふー君は世界中で1番の猫だよと言うとチラッと私を見ました。
世界中で1番の猫が溢れているちびママの家です。
この記事へのコメントはありません。