ちびママの日記

こころが触れ合えたとき

ちびママの家に入所して来る子たちは基本的に飼い猫なのですが

みんなが馴れているわけではありません。

シャーシャー言われるだけならともかく威嚇と攻撃までして来る子もいます。

その代表格なのがもっふー君です。

長毛のキジトラの男の子

彼が来たのは1年7ヶ月ほど前のことでした。

当時は顔を見れば威嚇の嵐!差し出したおやつは叩き落す!

この子のケージの中のお掃除などは私以外の人には出来ませんでした。

それが、昨日のこと

私の手に乗せたちゅーるをもっふーが食べたのです。

何度も何度も!

そして今夜、ついに私がおやつを皆に分けていると自分も欲しいと

歩み寄って来てくれたのでした。

ただただ感動する私。

もっふーの中で何かが変化したんですね。

私はこの変化の時をいつも信じています。

その子によって変化の時は違い、すぐに馴れてくれる子もいれば年単位が必要な子もいます

今日は私が近寄ると声を掛けてくれるもっふー君です。

私には彼が何を言っているのかちゃあんと分かります。

昨日くれたちゅーるを出せ!と笑えるくらい分かります。

1年7ヶ月前、おやつを叩き落された時のことを思い出しては

高齢のこの子が人を信じて余生を送れることが嬉しくてなりません。

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