今は仔猫のシーズンですが生まれた子が全部育つとは限りません。
病気や事故や人に捨てられたりなど、生き抜くのは大変な外の猫たち。
でも助かる子は全てが助かるように出来ているのかも知れません。
今日、ムスメを乗せて家に向かって車を走らせていました。
途中でムスメが「あ!お母さん新幹線がこんな途中でとまってるよ~」と言いました。
駅でもないのに?
どうやら大雨の影響で運転が見合わせになっている様子だったのですが
新幹線に気を取られ、曲がる予定だった道を曲がり損ね1本先の道を左折しました。
すると前方に・・・
3m以上もあろうかという橋の上から仔猫が下に降りようとしているのは発見
危ないっ!と思った瞬間に仔猫は落下
そのまま足を引きずりながら私の車の前を走り側溝に落ちました。
側溝の高さも道路から2m近くあり梯子もないし降りる場所もありません。
困った・・・どう考えてもひとりでは救出は無理そうです。
近くの会社に飛び込み助けを借りよう!と歩きだしたらコンビニの近くで草刈り人を発見
大きな熊手を持っていました。
よしっ!と思って声をかけさせていただき、熊手もそのお兄さんたちの手も貸していただき
無事に側溝から仔猫を救出することが出来ました。
いきなり持っている熊手を貸して!とかいう見知らぬオバサンに
どこまでも親切なお兄さんたち
なのにあまりの高さに無理だというお兄さんは
このまま置いておいたら死んじゃうでしょっ!と私にちょっとキレられたりしました。
そして私が側溝に降りようとするのを見て、パッと降りてくれたのでした。
水もある側溝なのに・・・なんて有難いことでしょう。
保護後、直ぐに病院に運びましたが、やはり前足を骨折していましてしばらく入院です。
900gの三毛猫さんです。
今日、大雨で新幹線が止まっていなかったら・・・
私が道を曲がり損ねなかったら・・・
私の車のスピードがあとほんのちょっと早かったら・・・・
お兄さんたちが草刈りをしていなかったら・・・・
ちなみに通った道は1年に1回も通らない道です。
いろいろな偶然が重なり私の目の前に降って来た仔猫
これをご縁というのでしょう。
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