今年もあと2日となりましたね。
昨年の今頃は多頭飼育崩壊の案件に関わりアメショーが40匹もいました。
そのうちの障がいのある2匹は手元に残し、あとは地元のボランティアグループの方々の尽力で
活動している譲渡会などで新しい家族の元へと旅立って行きました。
今年は平和だ・・・と年の瀬の雰囲気を満喫しようかと思ったりしていましたが
神さまがそうはさせじと思ったのか、昨日からミヌエットが7匹おります。
よくテレビなどの特番などで観る方もいらっしゃるかも知れませんが
劣悪なゴミだらけの環境の中で悪臭を放っている動物
排泄物が毛に絡まり合い、これは虐待ではないのか?と思ってしまう子たち。
まさにそれです。
長毛のミヌエットたちが排泄物にまみれ、左右の足に絡んでしまい足を広げること
すら出来なくなっていた子など、絶句してしまうような7匹でした。
獣医さんとトリマーさんと私で酷い子はほぼ丸刈りに、ほかの子は取りあえず
汚物を身体から取り除き、駆虫薬を全頭に投与してちびママの家に連れ帰りました。
正面は綺麗に見えても尻尾から内側の毛は異臭も毛玉も酷くあるため、次回から本格的に
トリミングと不妊手術とワクチンをしていきます。
ちょっとはマシな状態にはなりましたが、みんな素直なとても良い子なだけに
そんな場所にいたことが不憫でなりませんでした。
元の飼い主から猫たちの所有権放棄の書類も整いましたので
この子たちは近隣から悪臭で苦情が出ているような環境には戻らずに済みました。
もう大丈夫
この子たちの未来は優しく慈しんでくれる方たちのご家庭への旅立ちしかありません。
来年はきっと明るい年になります。
この子たちは若いので、その一生の中のほんのわずかな時間をここちびママの家で
過ごすのですが、これが私とのご縁なのでしょう。
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