今月11日の夜、緊急のLINEが入って来ました。
怪我をした猫がいる
知人宅の庭に現れたという猫が足に怪我をしているとのこと。
直ぐに捕獲器を手配し、翌日の朝には現場の知人にお渡ししました。
無事に捕獲が出来ると良いのだけれど・・・そう思った夜のこと
捕獲は成功したが出血が酷く朝まで待てない!夜間救急に走るとの連絡で
私も夜11時にちびママの家を出て夜間救急動物病院に駆けつけました。
検査結果は骨盤骨折と後ろ左足は指2本が骨ごと欠損していました。
酷い貧血は出血のためなのか・・・
翌日、いつもの動物病院での診察
未去勢の男の子ですが、貧血が改善されないと手術も出来ません。
先ずは造血剤の投与で改善を待つことになりましたが
去勢手術だけでなく、貧血が改善されたら足の断足をしなければなりません。
もう外で暮らすのは厳しすぎるでしょう
知人宅では保護も難しいため、ちびママの家のケージにひとまず入っています。
それにしても、そんな子を見たら放ってはおけない人に見付けられ
間髪入れずに私のもとに辿り着きました。
なんという強運でしょう。
最初に保護した知人は見ず知らずの猫のため夜間救急で数万円を支払ました。
命に代えられない!と1晩様子を見る選択をしない、その保護をする覚悟には
頭の下がる思いがします。
この子の命のバトンは今私が受取りお世話をしています。
よくぞ生きて辿り着いた!
頑張ったね、偉かったね、もう大丈夫
足は1本失うことにはなるけれど、一生分の安全と安心と、そして何よりも
これからは愛されるべき存在として生きる保証を手に入れたのだから。
この男の子にはHOBUくん(ホブ)と名前が付けられました。
野良猫からの卒業です。
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