昨日、入院中の病院から電話が入りました。
嫌な予感・・・・
退院させてあげることが出来なかった・・・と先生の声
黒猫の男の子は昨日の午後にじのはしを渡って行きました。
午前中、私も病院に出向き、しばらくこの子と時間を共にしましたが
それが最期のお別れになってしまいました。
入院中は先生が名前のない子に黒ちびちゃんと命名してくださり
スタッフの皆さまにも大変お世話になりました。
連絡をいただいて、雨の中すぐに会社を飛び出し病院へ向かいました。
先生が涙ぐみながら、黒ちびちゃんを撫でていてくださいました。
偉かったねぇ頑張ったもんね・・・と呟きながら。
黒ちびちゃんは力尽きてしまいましたが、この子の一生の最期の3日間は
確かに愛された日々でした。
今日、晴れやかな青空のもと、黒ちびちゃんを神さまにお返しに行って来ました。
私は黒ちびちゃんを納めた箱を抱いて、一緒にお日様を浴びました。
この子が退院出来たなら、抱っこして日向ぼっこをさせてあげるのを楽しみに
していたのですが・・・
両目が失明していたこの子に光は届かなくてもお日様と私の温もりを
感じさせてやりたいと願っていました。
それも叶わないことになり、せめて、せめて・・この子と一緒にと。
今は、失った光をその目に取り戻しているでしょうか
傷だらけだった傷も・・・苦しかった思いも・・・すべてが・・・
真っ直ぐに神さまの元にお帰り、一生懸命に生きたことを
きっとたくさん褒めてもらえるから。
せっかく辿り着いてもこういうことは今までも経験はしているのですが
残念で、ただただ残念です。
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