ルドルフコマルトンが5月30日に、にじのはしを渡りました。
数日前から呼吸に乱れがありかなり深刻な状態にありましたが・・・
私にとってルドルフコマルトンは特別な猫でしたので
この喪失感はなんと表現して良いのかも分かりません。
この子はとても気の良い猫で10年間は地域猫として野良猫暮らしをしていましたが
仔猫の時から関わって来た友人を介して私の元に来たのは10歳という
高齢になってからだったのです。
あれから7年
ルドルフコマルトンは17年の生涯を閉じ、お母さん猫のキジーや兄弟のしまとや
地域のボス猫だったという父猫の居るあちらの世に旅立ったのです。
誰ともフレンドリーで優しい子でした。
家に入れてからは大きな声で歌うように鳴きました。
テレビや扇風機にマーキングするのが得意技でした。
最初は警戒心もありましたが、攻撃して来るような子ではありませんでした。
時が経つにつれてブラッシングが出来るようになり爪切りが出来るようになり
膝の中に入れることも出来るようになりました。
思い出が多過ぎて何を記しておけばよいのかわかりません。
ただ、私はルドルフコマルトンが大好きだった。
ルドルフコマルトンが生きた時代は、私や友人にとってもいろいろな意味で
変化の年月であり猫のボランティアとしても成長過程にあったのです。
振り返ると1番に想い出すのはルドルフコマルトンが仔猫時代に某教育関連の
施設に捕獲され保健所に持ち込まれそうになったこと。
その情報が入ったとき私はファミレスで猫のボランティアさんたちの会議に
出席をしていました。
地域猫をお世話していた友人が会議の途中で救出に走って行きました。
まさか、その時の仔猫が10年の時を経て我が家の子になるとは・・・・
その会議というのが、今は浜松でもしっかりと形になっていますが
野良猫の不妊手術の助成金を浜松市として予算に組み込んでもらえないだろうか
という、その頃は手探りで模索していたお話であったのです。
私の中ではルドルフコマルトンと浜松市野良猫との共生推進協議会は
同じ風景として思い出してしまうのです。
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