先日、地域猫のあずきちゃんが入所したばかりなのですが
実はあずきちゃんのお話と平行して別の三毛猫のお話が友人から来ておりました。
12歳という高齢でセンターに引き取りに出された子です。
詳細は知りませんが年齢が年齢だけに新しい飼い主さんを募集しても
なかなか難航するだろうな・・・と思い受入を決めました。
12歳と言えば人間なら64歳くらいです。
この年になって住み慣れた家と家族だった人と離別し新しい環境の中で
再出発になるのですから、この子の不安や辛さを受け止めなければなりません。
普通にご家族が居て入所して来る子には、離れても尚、気に掛けてくれ
面会に出向いてくれる人がいますが、この三毛猫さんには
誰も居ないのです。
以前に呼ばれていたであろう名前も分かりません。
私はこの子にみにぃと名前を付けました。
この子が来た11月18日はミッキーマウス、ミニーマウスの誕生日だそうです。
ミッキーのようにミニーのように大勢の人々から変わらず愛されている名前
この子に贈るには良い名前のような気がしました。
みにぃはもうちびママの家の子です。
ひとりぼっちではありません。
飼育放棄された1匹の老猫の命を繋げようと頑張ってくれた方々がいます。
私の手にその命の糸を手渡してくれた方がいます。
これはこの子が持って生まれたご縁なのでしょう。
この記事へのコメントはありません。