今月9日に私の定期検診に行って来ました。
結果はとても良好で、血液検査の数値もCTの結果も問題なく
いつもの通り和やかな診察室での主治医との会話だったのですが
でね、と話題を変えようとする先生
でね?とか?なんか一瞬ヤな予感・・・
いやいやいや、悪い話じゃないよと慌てて訂正する先生。
この時、思いもかけず通院の終了を告げられたのでした。
手術を受けてから10年が経ちました。
今後は何か気になることがあったら予約を入れる形になります。
あれから10年も経つのね・・・あの時は若かったな~と言う私に
そうそうお互いにね~と陽気にかえしてくれる先生
この先生の細やかな心配りと明るさに支えられ助けられて来た10年でした。
そうか、私卒業なんですねと思わず口から出た言葉に
そう!そうだね卒業なんだよねと。
先生と両手を握り合いありがとう、ありがとうございましたと
何度も何度も伝えました。
人生には自分と大きくかかわる人って一生のうち何人かはいるものですが
私の命を救ってくださった先生も間違いなくその一人です。
先生はずっとそうして人を救い続けて行くのでしょう。
助けられた私は会社を維持しながらも猫たちを助けて行く
助けられた命は、他の命を救うために使わないといけないと思っています。
卒業はちょっと寂しい気がしますけれども・・・・
入院から手術、そして10年の間の通院
たくさんのことを経験しました
たくさんのことを学びました
ひとつの時代が終わった・・・そんな気がしています。
暖かな陽射しの中、猫たちと共に居る
それだけで十分に幸せを感じています。
*1番上の写真は2019年に保護していた子猫たち
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