今日はちょっと頑張ってブログを書こうと思いました。
今の私は思考停止状態で自分でもああ、おかしいな、と感じているのです。
昨日、障がいを持つ白黒の猫、珊瑚が旅立ちました。
昨年末に獣医さんにも年は越せないかもと言われていましたが
珊瑚は本当によく頑張って昨日まで生き抜いてくれたのです。
本当の年齢は知りません。
6年前に道端に捨てられていたのです。
4本の足の関節がすべて変形し固まったまま・・・
歩くことも、立つことさえも出来ず、寝返りも出来ない珊瑚の身体には
ひどい床ずれと栄養不良による脱毛が起きていました。
この子の行く末をお願い出来ないかと収容先からの打診があったときは
実のところ何にも考えもせず、いいよ~と答えた私です。
なぜなら1ヶ月前に下半身麻痺の三毛猫の梅ちゃんを受けたばかりだったし
その前は全盲の腎臓の悪い三毛さんを受けていましたし
大変だと思うけれどと言われても、もう何が大変なんだか
考えるのもめんどくさかったし、障がいがあって他にいけない子なら
うちに来ればいいや~と思っていました。
今でも珊瑚を引き受けに窓口に行ったときのことは昨日のことのように
鮮明に覚えています。
男の子と聞いて行ったら実は女の子だったことやちょっぴり人間不信な子で
身体のお手入れは必須なのにいちいち噛みつこうとしたことや
何よりも寝たきりだった珊瑚が、少しずつ身体を自力で起こし座れるようになり
歩けなくても前足の力だけで、移動が出来るようになったり・・・
この子の生命力には驚かされ喜びをもらい、いつの間にか私たちはこころを
通い合わせ珊瑚は私のとても大切な子になっていました。
来月3月が来れば共に暮らして丸6年になるところでした。
トイレに行けない珊瑚のお手入れのために長毛の珊瑚でしたがトリミングは
定期的にしていました。
シャンプー後のふわふわの珊瑚
障がいがあるゆえに、毎日何度となく身体を拭いたり持ち上げてシートを
取り替えたり、珊瑚ほど日に何度も何度も触れた猫はいないと思います。
抱えきれないほどの思い出を抱いて今日は珊瑚のお見送りをしてきたのです。
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