ちびママの日記

別れの月、あずきちゃん

この12月はお別れの月で見送った子たちが多くて・・・

ブログを更新しようとしても楽しいことが書けない

そんな状態に陥ってしまい書いては消しの繰り返し

ブログなのだから書きたくなければ書かなければいいとは思いつつ

逝ってしまった子の記録を残しておきたくて書いていました。

こんなにダメージの大きな月はそうそうありません。

ちびママの家は高齢猫の施設なのだから

看取りの施設とも言えます。

高齢で入所してきた子たちとの残された時間が優しい時間でいっぱいに

なればいい、最期にたどり着いた場所が温かいものであったらいい

そんな家を作りたかった。

でもそれだけに別れは辛いものです。

昨日、障がいを抱えて入所したあずきちゃんが逝きました。

ここで2年1ヶ月暮らしました。

交通事故によるものなのか、保護主さんに依頼されたその子は

骨折した折の後遺症で尻尾は途中で折れ、上下に動かすことも出来ず

1番の問題は排便排尿の神経を痛め自分の意志でそれらが出来なかったことでした。

次第に弱っていくあずきちゃんを病院に運び、ものすごい威嚇する子でしたが

先生と二人三脚で治療にあたって来ました。

私が上半身をタオルで包み押さえ、先生に手でおしっこを絞り出していただいていました

絞り出すたびに大量の鮮血、さまざまな検査をしていただいても

完治することは叶いませんでした。

2年の間、3日に1度、状態が悪いときは毎日

あずきちゃんを病院に運んでいたら、なんと彼女はキャリーの扉を

開けると自ら入るという習慣が身に着いたのでした。

病院に行かなければ死んでしまう!と本能的に分かったのかも知れません。

でもそんなあずきちゃんも限界だったのでしょう。

どうにもこうにも復活することは難しかったのです。

昨日、野良気質の強いこの子を私は抱いて病院に連れていきました。

もはや歩くことも困難な状態だったのでした。

治せるものなら何としても治してやりたい

ですが思いは叶わず27日17時に永遠の眠りについてしまいました。

何処で事故に遭ったのかわかりません。

それは大変に不幸な出来事でしたが、彼女は助けたいと思う方に保護されました。

そしてちびママの家にご縁が繋がりました。

かなり強運であったと思います。

あずきちゃんの気持ち良さげに日向ぼっこしている姿が好きでした。

もうその姿を見ることは叶いませんが、私の心の中であずきちゃんは

生き続けています。

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