ちびママの日記

誕生日と父の入院

今日は誕生日だからと言うわけでもありませんが

ムスメとお昼にお好み焼きを食べていました。

誕生日だしいつもよりちょっと沢山食べちゃおうかなっと

平和な気分に浸りながら食べ終えて食後の珈琲をいただいていたら

鳴る携帯電話←妹から。

あのねっ○○ちゃんじいじが〇☓△

ん?何を言っているのかよくわからんが、実家の父がどうかしたらしい

要は、ショートスティ先から父が起き上がれなくなったと連絡が来たらしく

救急車で病院に移送したいので直ぐに来てほしいってことで

スティ先に一緒に行って欲しいという依頼なのでした。

急遽ムスメと実家に走り妹を乗せてデイサービスまで走る・・・あれ?場所はどこ?

と聞くと妹も行ったことがなくて住所しかわからないと言うではないか

私の車にはナビは無いのでスマホで地図を見ておおよその見当をつけて走った。

こういう時昔猫のボランティアをしていた時のステイ先に子猫を届けるという

経験が大いに役に立つのです。

知らない街、土地勘のない場所でも走って行けます。

到着して救急車の手配をしていただき、妹に同乗をしてもらい私はまた

移送先の病院に走り・・・・で、いろいろな手続きやらなんやら終えて

夕方急いでちびママの家に戻りましたが・・・

誕生日か~これは思い出に残る日になったわと思いつつ

今日のこの日にちょっぴり父の役に立てて良かったなと思っていました。

子煩悩でいつも何があっても娘が可愛く絶対の味方の父です。

母性が無いんじゃないのか?という亡き母の分まで、母親のように

私たち姉妹を大切に育ててくれた父でした。

若い頃、颯爽と氷の上を滑っていた父

サイクリングが大好きな父

今は老いて病室のベッドの上に横たわっています。

痴呆もあり、何度も同じ話を繰り返します。

自力で歩けず車いすの生活です。

父の姿は未来の自分なのかもしれません。

お前が生まれた日はなぁ

なかなか生まれないからお昼ご飯を食べに一度家に帰るように言われてな

急いで食べて病院に戻ったら生まれててな

寒い日で雪が舞ってたんだぞ

何度も何度も聞かされた私の生まれたときの話すをする父の声が

私の胸の中にしっかりと残っています。

神さまに与えられた後少しの時間を生きている父

残された時間が幸せなものであるようにと心から願っています。

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