ちょうど1年ほど前にひろくんはうちの子になりました。
6月の末頃でしたね。
その当時、ちびママの家にはちびっこが3匹保護されていましたが
友人が同時期にTNRの現場で怪我をした成猫を保護したので
早く言えば替えっこをしたわけです。トレードですね~
あれから1年が経ちましたが、ひろくんの傷は完治しませんでした。
あまりにも酷い傷で、縫い合わせる皮膚すらなく
自然に皮が張ることなど厳しい状態でした。それでも出来得る限り
縫い合わせることが出来るところは縫い合わせましたが皮膚として
定着せず、剥がれて来てしまうのでした。
こうなったら・・・感染症を起こさないように気を付けて管理をしていく他はなし!
傷が癒えたら譲渡なんて話はどこかに消えました。
ちびママの家で他の子たちと穏やかに暮せればいいやと思っていました。
ところがどっこい!でございます。
ひろくんは自分より大きな子が怖いのでした。
そもそも大怪我の原因が猫か狸かハクビシンか、何れにしても他の動物に
襲われたものであることは判明しています。
相当に恐ろしい思いをしたのでしょう。
皆は何もしないのですが、常にどこかに隠れています。
このままでは、この子は幸せに暮せないと思っていたら
なんか痩せたような気がして体重を量るとやはりでした。
直ぐに病院で血液検査
でもこれと言って悪いところも出て来ないので、もしかしたら精神的なもの?
う~ん・・・それならば部屋替えです。
少人数の熟女部屋に移動
するとひろくんの表情が明るくなって来ました。
周りは女の子ばかり・・いえ、婆にゃんばかりで静かな部屋です。
ひろくんにはここが良さそうです。
ちびママの家には猫がたくさんいますが、猫は全部おんなじではありません。
みんなそれぞれに違う個性を持っています。
どの子も幸せに暮せるように常に見守っていなくちゃいけないなと
ひろくんの表情をみて思っていました。
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