ちびママの日記

寒空の中

このところ、何度か記事にしているのですが

友人のボランティアの会の皆さんがTNR活動をしています。

そして私はその会に所属しているわけではありませんが

友人とは長いお付き合いでもあるし、一時期には同じ活動をしていた

経緯もあって今は後方支援をしています。

相変わらず大忙しの彼女

ひっきりなしに持ち込まれる野良猫の相談をそれこそ分刻みのスケジュールを

組みながらこなしているのですが、彼女自身も持病を持ちながら親の介護までも

背負い会の運営にあたっています。

よくもそこまで頑張れるもんだと思いますし、普通の人であれば

無理だと言えば周りもそうだよね~と言ってもらえるのにそれを是としない

もう、倒れるなよ~と言うしかありません。

その彼女が、頼む!引き受けてくれと私に依頼してくるのは

手術後の猫たちのケア、そしてもう少し大きくなれば手術が出来る子たちの

栄養と体力をつけるまで保護しておける場所です。

うちの会社は先代の創業者チュウさんのおかげでスペースがあります。

2階はちびママの家でリリースする子たちとは完全に分けているので

1階でお世話をするのですが、この子たちとて同じ猫なのに

2階の子たちは施設に入所して尚、ご家族に気にかけてもらえているのに

1階の子たちは傷が癒えたら、再びこの寒空の中戻さなくてはならないのです。

いっそのこと、どの子も全部戻さないで餓えや暑さ寒さや病などから守ってやりたいと

せめて、シェルターを持つことが出来たらと、胸が潰れそうな思いがしてなりません。

静養期間を終え、リリースされたキジの兄弟

リリースされた黒猫の姉妹

そして今は、4匹の子をお預かり中で明後日には追加で4匹来る予定です。

うちでゆっくり手術で消耗した体力を回復させ傷を癒し

万が一雨の日でも傷に影響がないように静養させて、数日はお天気が良いであろう

日を選んでのリリースになります。

今夜も冷えます。

リリースした子たちは寝る場所をちゃんと確保できただろうか

ご飯をもらえるお家でいつも通り食べさせてもらえただろうか

風邪をひいてはいないだろうか・・・・

夜中に朝に、頭をよぎります。

手術をせずにご飯を与えることは増やすことに繋がります。

生まれた子がむごい死に方をすることは珍しくありません。

可愛い可愛いとエサだけあげて、その陰で何が起こっているのかを

みようとしない無責任な人々が現実にいます。

それが猫嫌いな人々の感情まで逆なですることにもなるのです。

本当に猫が好きだったら、他の人に迷惑なことにならぬようにすることが

地域猫を守ることになるのです。

ちびママの家で弥生さんに甘えるまいちゃんの姿がありました。

弥生さんはリリース予定の猫でしたが、体調不良のためリリース出来なかった子で

まいちゃんは私が拾ったとき骨折していたので治療しているうちに

里子に出しそびれた子です。

この子たちとて、ちょっとタイミングがずれていたらどうなっていたかわかりません。

外で暮らす子、幸運にも飼い猫になれた子

これを運命だの縁だのというには可哀想すぎることです。

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