縁あって殺処分を逃れちびママの家に辿り着いた2匹が来て
明日で1週間になります。
11歳と19歳
この子たちは何と呼ばれていたのでしょう?
成育歴や呼び名、それらの情報は不明なまま引き受けているのですが
それ以前に2匹の柄や性格など全てが未知の中での引き取りです。
何故なら命が繋がるかどうかの最優先事項の前には、懐いているだの
病気があるかないかだの、そんなことは後で考えれば良いことだからです。
ただ、助けるということだけ、それ以上のことは後回しなのです。
しかし今回はひとつだけ情報が伝わって来ました。
11歳の男の子はしまちゃんと呼ばれていたということ。
「しまちゃん」と呼ぶとちゃんと反応しお返事を何度もしてくれました。
ちびママの家には、キジトラのしまちゃん♀が既にいるので、この子は
しまじろう君となりました。
超がつくほど人懐こく天然?と思われるほどに緊張感もなく
来た翌日からケージから出てキャットウォークにホイホイと登っています。
さて、19歳の女の子
こちらはまるで情報がありませんでした。
19年間呼ばれていたであろう名前を呼んであげたいと思う想いはあるのですが・・・
ねぇあなたのお名前は何と言うの?
言葉が通じたらいいのに・・・切ないことです。
いろいろと調べて、この子の新しい名前を「るっか」としました。
るっかはアイスランド語で運が良いとか運が繋がるとかの意味を持つそうです。
るっかちゃんの愛称はるぅちゃんです。
るぅちゃんは慣れた家を出され次々と知らない環境に置かれたためなのか
持病があったのか、直ぐに体調を崩してしまい急いで受診しましたら
年齢によるものなのか呼吸器系に問題が見つかりました。
注射や投薬で今は落ち着いています。
るぅちゃん、るぅちゃんと何度も何度も呼んで撫でています。
ここがこの子の終の棲家です。
少しでも長く穏やかに安らかな時間を過ごしてもらえればと思います。
隣の部屋までお散歩に出かけたしまじろう君
のぶお君とご挨拶出来ました。
ケージの下にいる猫たちを眺めている、るぅちゃん。
何を想っているのかな。
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