ちびママの家の入所猫さんたちは様々な事情で来ているのですが
地元よりも遠方から来ている子が多いですし、共に暮らしていた方が施設に
入っていたり療養中だったりなどもありご面会も頻繁には来られません。
数か月ぶりに会う我が子
よく猫って数か月も離れていたら忘れてしまわないの?と訊かれます。
私にも正解はわかりません。
人懐こい子は他所の人が来てもウエルカムで嬉しそうに寄って来ますし。
猫の記憶力はなんとも言えないところですが
私はこう思います。
もし、自分のことを忘れてしまっているのかな?という素振りを見せたとしても
悲しまないでくださいね。
その子は共に暮らして来た長い間、記憶を胸の深いところにある
たましいに刻み込んでいるはずです。
身体が召されたその時に残るのは、そのたましいそのものですから
きっとその時に溢れ出る懐かしい刻み込んだ記憶を思い出すに違いありません。
愛された記憶はなくならないと思っています。
にじのはしに持って行くのはその記憶ですから。
GWなど、ご面会にお越しくださった方もいらっしゃいますが
もしこちらに来られなかったとしても
愛したその想いもまたたましいに刻み込まれています。
ちびママの家に大切な子を託すという決断をされた愛情深いみなさま故に
手放した辛さなどに苦しまれることもあるかも知れませんが
ここちびママの家でも全ての子たちは大切に愛されていますよ。
見えないご縁に導かれてちびママの家に集った子たち
この子たちも互いに見えない糸で結ばれているのでしょう。
今日は午後から雨になりました。
明日も雨天のようですが、陽射しが戻ったら光が窓いっぱいに差し込むお部屋で
みんなの温もりを抱いて過ごそうと思います。
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