多頭飼育崩壊現場に足が1本無い子がいる
そんな情報が入って来たのは少し前のことでした。
途中から無い足先が外を歩いているうちに傷つき出血してはカサブタになり
それがまた剥がれては出血をしていると。
居たたまれないというのはこんな時です。
私はなんの迷いもなくうちに迎えますと言っていました。
アメリカンショートヘアーの男の子
右後ろ足が途中からありませんでした。
幾人かの人のお力添えで昨日やっとこの子はうちに辿り着きました。
その日のうちに病院に行き血液検査や不妊手術をお願いしましたが
あまりにも酷い貧血が判明し手術は延期になりました。
今はちびママの家でゆっくりと静養中です。
もう高齢であるというこの子には名前もありませんでした。
年老いたアメショーの男の子は今日から 愛(まな)と呼ばれます。
十分な食事が出来なかった環境から、いつでもご飯があるというのに戸惑うのか
フードとお水の容器のそばから離れようとしません。
まな君を見ていると胸が痛みますがきっと直ぐにそれが当たり前のこと
なのだと思えるようになるでしょう。
今年の冬は寒さが厳しいとの予報です。
まな君の今年の冬は暖かです。
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