10月も残すところ4日となり本来なら本格的な秋のはず・・ですが
昼間は暑くて冷房を入れているちびママの家です。
こんなおかしな気候の中、夏からお話のあったおばあにゃんが昨日
ちびママの家にやって来ました。
猫のお世話が難しくなってしまったお身内の方のためにご本人は
猫アレルギーで触ることも出来ない方が何とかその子の命を繋ごうと
尽力をされたのでした。
みーこちゃんは20歳の女の子でした。
もうどのくらいの間ブラシを入れていなかったのか抜け毛が絡まり全身が毛玉状態で
外耳炎も引き起こしていました。
お迎えしてすぐに獣医さんの元に直行しました。
血液検査の結果も芳しくなく、特に腎臓の数値は心配なものでしたが
ご依頼主さまが自らがアレルギーがあるのに日々の食事やお掃除を
頑張って繋げてくださった命です。
直ちに食事療法と耳の治療などに入りました。
毎日のブラッシングで血行を良くし水分の多めの柔らかなごはん
ちびママの家で初めてお迎えした20歳台の子なのです。
知らない環境でごはんを食べてくれるだろうかと気をもんだりしましたが
何のことはないものです。
ごはんが気に入ったのかおかわりをしてモリモリ食べるみーこちゃんです。
みーこちゃんの残された時間がどのくらいあるのか、私とのご縁の時間は
知ることは出来ません。
だからこそ、今を大切に接していきたいと思うのです。
今の時代、猫のお世話が出来なくなってしまった高齢の方々は多いものです。
ですがみーこちゃんのようにお身内の方が1匹の猫の命を尊いと思ってくれて
他所に住んでいる子のために忙しい中毎日通いお世話を続け、行く末を考えて
保健所ではなく余生を穏やかに過ごせるようにと奔走してくれた方とご縁が
あった子はとても幸運だと思います。
その方にお手紙を書きました。
よくぞ守り切って下さったと、こころから感謝していますと。
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