ちびママの家は高齢猫の施設です。
なのでどうしても最期を看取るということは避けられないことです。
これは本当に辛いことではありますが、私はボランティア活動の中で
看取りのボランティアを選択していました。
もちろんへその緒のついたまだ眼もあかない子猫も引き受けてはいましたが
小さい子たちは育つと新しい家族に望まれて迎えられ卒業していきますが
高齢になってセンターへ収容され後のない子たちはそうはいきません。
生か死か・・・
命の瀬戸際にいる子たちを自分の引き受けられる範囲を考えながら
迎えて来ました。
最近ではみにぃちゃんが11月18日にご縁がつながりやって来ています。
いつでも引き受けられるというわけではないのですが決めたこと、口に出したことは
私の中で決定なので相当の事情がない限りは引き受けられるようスタンバイしています。
先ほど友人が地域で暮らす2匹の子の行方が分からないと捜しに行きました。
この外の寒さの中、毎日捜しています。
もしもその子たちが見つかって保護出来たなら引き受けるよと伝えてありますが
人に飼われたことのない野良ちゃんですし、2匹一緒でなければいけません。
もしどちらか1匹だけを保護したら残された子はこの寒空の中、温めあう相手を失うのです。
どうか2匹が無事でありますように
出来得るなら保護が出来ますように
この子たちのいる場所の近くに今年亡くなりましたが
我が家のルドルフコマルトンも10年の間暮らしていました。
行き倒れていたところを友人に保護され、我が家にやってきて7年を過ごしました。
ルドくんと同じ街に住む子だと思うと他人事とは思えなくて。
猫は亡くなるとき、たくさん愛情を受けて暮らしたその席を誰かに譲っていきます。
飼い主さんが寂しがらないように、そして自分と同じように誰かが愛されますようにと。
ルドルフコマルトンもきっとそう思っているんでしょう。
この先、ご縁がつながるのかどうかはわかりません。
でももしも赤い糸が繋がっていたならいつか会えます。
今は無事を願っています。
在りし日のルドルフコマルトン
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