ちびママの日記

黒猫ちびちゃんの旅立ち

昨夜遅く黒猫のちびちゃんが生まれる前の場所へ還っていきました。

23日の朝、まだ自力で歩いてはいたものの、どうにも様子がヘンで

これは・・・明日まで持たないかも知れないと感じていました。

直ぐにちびちゃんのご家族にメールを打ち、それからはずっと

片時も離れずに傍にいました。

夕方が過ぎ、やはりこれはもう限界なんだろうと感じて

またご家族にメールを打ちました。

その日お仕事が朝から忙しく私のメールを確認したのは夜8時を

回っていたとのことですが、確認してすぐに浜松へ向かうとの返信があったのです。

その時のちびちゃんの状態は今逝ってもおかしくはなかったのですが

ちび、ちび、お父さんが会いに来るよ

頑張って!待とうね頑張ろうね!と何度も何度も話しかけると

まるで分っているかのように浅い呼吸を繰り返していたのです。

夜10時過ぎお父さんが到着しました。

間に合った・・・・

距離的には隣県からなのに予想より30分は早い到着で

お話を伺うと、まるで用意されたように地下鉄や新幹線の待ち時間がなく

最短で浜松へ到着出来たのだそうです。

ちびちゃんが導いていたんだと思えてなりませんでした。

大好きなお父さんが早く来られるようにと。

それから2時間足らず、ちびちゃんはお父さんにたくさんたくさん褒めてもらって

呼吸を止めるその瞬間までお父さんの温もりを感じながら

愛情で満たされて旅立っていったのです。

朝までちびちゃんは応接室に泊まってくださったお父さんと

ふたり家族水入らずで過ごせました。

そして杜のしおんさんでお花と棺を届けていただき私たちはふたりで

ちびちゃんをお花でいっぱいにしたのです。

ちびママの家の仏壇にみんなと一緒に入ったちびちゃん

ちびちゃんを見送った後、お父さんは帰られましたが

ちびちゃんのたましいはきっと今頃はお父さんと一緒にいるに違いありません。

18歳

いつも皆に愛されたちびちゃん

与えられた一生を生き抜いた花丸の黒猫さんでした。

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