ちびママの家は生前契約というものがあります。
これは、ご自身で飼養出来ない状況になったときには
入所を希望するという書類手続きのことです。
もちろん費用はかかりません。
実際に費用が発生するのは入所の運びとなったときです。
先日もこんなご相談の電話がありました。
ご自身は高齢の猫を複数飼っています。
この子たちはご自分で最後まで看取れるであろうという年齢なのですが
障がいのある子猫を見捨てられずに拾ってしまったそうです。
ご自身も持病をお持ちなので、この子を最後までお世話出来る自信がないと。
そこでちびママの家の生前契約をとのお話でした。
お話を伺っていても、このように覚悟の出来ている方とのお話は
とても気持ちが良いものです。
本当のところは保護をするには葛藤があったと思います。
でも放っておいたら死んでしまうから・・・その気持ちが勝ったのですね。
拾うのが正解なのか拾わないのが正解なのか、人それぞれにキャパが違うので
そこをどうこう言えませんが、ただその方は拾うと決めたときに
自分自身のキャパとその子の行く末を考え、出来る限りのことをすると
決められた、ここが私の想いと通ずるものがあり、その子が入所しなければ
ならない時にまだ若かったとしても受入を承知しました。
出来得るならば、その方が元気で長生きをされて、その子の一生を
共に暮らせますようにと願っています。
私の膝の上でたわしブラシ中のエルモ
この子も同じようなケースで80台半ばの方に拾われましたが
ちびママの家に託されました。
すくすく育って今は立派な7kgのおとこの子です。
*タイトル上の写真はみにぃちゃん
11月18日にセンターから来て来週で5ヶ月になります。
すっかり慣れてちびママの家でまったりと暮らしています。
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