2週間ほど前のこと、10月の末の頃です。
1匹の白猫さんを友人から預かりました。
まったくの野良の年老いた猫なのですが、気の毒なことに
両耳に扁平上皮癌を患っていたのです。
年寄りの病気の子であれば友人のところは難しい
もちろん看護となれば私よりはるかに出来る人なのですが、たくさんの子猫を
抱えていますから大人猫それも譲渡不可能な子を家に入れるということは
助けられる子を場所の問題で保護が出来なくなるということです。
そうしてその子はうちに来ました。
その子を見た瞬間に実は私は譲り受けようと思いました。
何故って・・・・
4月に亡くしたしろー君に本当によく似ていたからです。
↑しろー君
そして友人から譲り受けたしろ猫くん
顔立ちや雰囲気、眼の色も一緒です。
耳の腫瘍は1度友人が手術をしていますが、今度は私の方で明後日に
再手術になりました。
扁平上皮癌というのは本当に厄介な病で再発も珍しくありません。
うちでも過去、あおいさんやミルキーも同じ病でしたから経過も理解しています。
最初の病院ではお腹に腫瘍も確認したそうで余命も長くないとの判断だったそうです。
どこまで頑張れるのかはわかりませんが、この子が今まで生きて来た
厳しい外の世界から家猫としての猫生を経験させてあげたいと思うのです。
もう暑さ寒さや餓えから解き放たれ、病は適切な治療を受け
心地の良い日々がこの子には用意されています。
この白いおじいちゃん猫には「おもちくん」と名前を付けました。
病を患っているとはいえ、シャーシャー言って足をダンッ!とやって来ます。
いきなり捕まって手術されてエリカラを付けられて、しかも知らない場所に
連れて来られたのですから不安で怖くて怒るのは当たり前です。
早くおもちくんが私を怖くなくなるといいなぁと思います。
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