昨日うちの営業さんから聞いたお話なのですが
知人のところで長年可愛がっていた犬がにじのはしを渡り
高齢のご夫妻にはお子さんもなく、何だか寂しくて仕方がなくて
もう1度犬と暮らせたら・・・と話したとのこと。
何とも切なく難しい問題ですねぇと言うしかないです。
新しく子犬を迎えるのは無理がある高齢の方だし
かといって、高齢の保護犬を迎えたらもしもの場合に犬の介護や
通院が必要になったら大丈夫なのかしら?ということもあり
ボランティアさんから、里親さんが決まるまでの間の繋ぎのお預かりを
した場合、情が移ってしまい手放すときに辛いだろうし。
それでちびママの家で最近いらしてくださるボランティアさんのお話をしました。
その方は以前ちびママの家に愛猫を託してくださったのですが
18歳でその子は旅立って行きました。
これから猫を迎え入れることは出来ない年齢です。
でもその方はとても猫を愛していらっしゃる
ご自身の体調や生活環境の問題がなければ、きっと最後まできちんと
お世話が出来た方です。
来月で愛猫が旅立って1年になるのですが、やっと少しだけ1歩を踏み出せた
のでしょうね。
ちびママの家のお手伝いをしてくださることになりました。
さまざまな事情で飼い主さんの元を離れてここにやって来た子たち
愛おしくて仕方のない子を亡くしたその方は
惹かれあうものがあったのかも知れません。
自宅で飼うことは出来なくても、ちびママの家でお部屋の中に
座るだけで喜んで寄って来てくれる子たちがいます。
愛するということは以前と変わらずに出来るのです。
営業さんに迎え入れることだけにこだわらなくても、こんな動物たちとの
関わり方も良いのではないかしらねぇと話しました。
ご自身が寂しいから飼う、というところからちょっと離れることの出来る
人生経験もお持ちの高齢者であれば、動物たちに寄り添って
お互いに愛情を分かち合うことも素敵だと思うのです。
こちらは毎週末にきてくださっているIさん
1週間に1度でも猫たちはちゃんと覚えていて嬉しそうに集まって来ます。
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