昨日、ちびママの家に2匹の高齢猫がやって来ました。
人懐こく温厚な2匹です。
11歳と19歳
この子たちはこのコロナ禍で一文無しになってしまうという不運に見舞われた
飼い主さんが行政に処分に出した子たちです。
どこまで困窮されたのか、それはもしかしたら私の想像を超えたものであるのかも
知れませんし、そこは深く詮索しないこととしますが
猫たちは殺処分される・・・このことのみが現実として迫っていました。
友人から高齢猫の看取りを引き受けてもらえないかとの連絡を受けたとき
間髪入れずにOKを出しました。
高齢のしかも1匹は19歳の子をどうして見捨てられるでしょうか。
3月31日に返事をしてから、なかなか手元に来られない日々が続き
毎日、朝に夕に神様に祈っていました。
どうか無事に生き延びる道が2匹に開けますようにと。
友人から無事に連れ出せました。明日そちらに向かいます。との
連絡が来たときには、ああ良かった。この子たちは助かった!と
本当に安堵し、同時にしばらくレスキューまで時間があったので猫たちの体調や精神面が
とても心配でしたが、とにもかくにも全てはこれからです。
私は昨年センターから出した保護猫のうち2匹の看取りをしましたので
うちの席が空いていたことは、この子たちにとって幸運でした。
どの子も可哀想だというだけでボランティアで引き取り続けることなど出来ません。
それだけにこの子たちは私と深いご縁があったのだと思うのです。
縁る、ゆかると読みます。
縁が繋がるという意味で、私はこの言葉に深く惹かれ人生のパートナーを
病で看取ったとき、墓石に「縁る」と彫って頂きました。
目には見えないご縁、神さまが私に託して下さった2匹です。
なんと愛おしい存在なのでしょうか。
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