くまたろうとしまじろうの2匹にご縁があり揃ってちびママの家から卒業しました。
くまたろうは飼い主さんと死別した子、しまじろうは保健所からのレスキューの子です。
その2匹を見初めて下さったのは、長年慈しんで来たもう少しで19歳という
高齢の猫さんを看取ったばかりのご夫妻でした。
ちびママの家と生前契約を結んでいただいていましたのでお手元で看取った子の
ご報告をしに来てくださったのですが、その時にくまちゃんとしまちゃんに
出会ったのでした。
旅立った子の面影のあるくまちゃんを見て涙ぐんでおられました。
しまちゃんの境遇を知り不憫でならなかったのでしょう。
もう猫は飼わない・・・年齢を考えてご夫妻はそうお考えだったようですが
仔猫は迎えられなくても10歳前後のくまちゃんとしまちゃんなら!と。
家族を失った2匹と愛おしい子を看取ったご夫妻のたましいが呼び合ったのかも知れません。
ホームステイが満了しないうちに正式に我が子にとお返事を頂きました。
くまちゃんとしまちゃんの様子を伝えるLINEには溢れんばかりの愛が詰まっています。
私たちに大切な命を託してくださって感謝しておりますと言ってくださいました。
幸せそうなMさんご夫妻とくまちゃんとしまちゃん
それにしても飼い主さんに先立たれたくまちゃんとあわや殺処分だったしまちゃんの
この強運は持って生まれたものなのでしょうか。
まるで逆転サヨナラ満塁ホームランです。
もしかしたら旅立った子が幸せに暮らした一生の感謝を自分の空いた席を2匹に譲って
お父さんお母さんが淋しがらないようにと出会わせてくれたのかも知れません。
ちびママの家では入所すると普通は里子に出ることはありません。
ずっと私の手元で共に暮らすのですが、くまちゃんは入所する時のご希望で
良いご家庭があったら譲渡するとのお約束がありました。
まるでこの日が来るのを予想していたようではありませんか。
しかし、これがご縁というものなのでしょう。
良かったね、しまちゃん、くまちゃん
私の可愛い愛おしい子
優しいお父さんとお母さんの元でどうか長く暮らしてください。
ちびママの家はあなた達の実家です。
私は離れていてもいつだってあなた達を想っています。
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