先日のこと
知り合いの業者さんがちびママの家の猫の部屋に入ったとき
一目散に逃げたもっふー
見覚えのない人にはものすごく警戒する子なんです。
あ、不安がってるなと思ったので
もっふーもっふーおいでーと呼んでみましたら
ものすごい勢いで私の元に飛んで来たのでした。
これは初めてのこと!
入所して4年4か月、普通の猫のように頭を撫でたり私に甘えたりすることが
この子にはとても高い高いハードルだったのです。
思い起こせば、捕まえて連れて来ることが出来ないので
連れに来てほしいとの依頼で捕獲網を持参して出向いたのでした。
飼い主さんも触るのが難しい猫でした。
でもちびママの家はずっと生涯を暮らす場所ですから時間はあります。
譲渡会に参加して飼い主さんを探すわけではありませんから。
根気強く、この子と向き合おうと決めて4年が経ちました。
来た当初のように、おやつを差し出した手からお皿を叩き落とされたことも
遠い昔の話です。
私の手のひらから嬉しそうに食べるもっふー
今、もっふーの長毛をブラシをかけてもやれます。
私に語り掛けてきてくれるこの子になあに?と返事を返してもやれます。
必ず想いは届きます。
ありがとうね、ともっふーに言うと私を見上げてにゃっと鳴きました。
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