今、この2月は猫たちの繁殖シーズンにあたります。

ほとんどの子はお腹に新しい命を宿している時期なのですね。

友人がいわゆる野良猫の繁殖についてそれにストップをかけようと

捕獲や不妊手術の活動をしているので一時的に保護する場所も必要と

我が社の倉庫の貸し出し依頼が来るのもこの時期です。

私は団体として活動をしているわけではないのですが、頑張っている方々の

ほんの少しのお役に立つならと個人的に協力はしています。

倉庫はエアコン完備なので手術が終わってリリースするまでの間

傷が癒える時間を過ごしてもらうことなどで使いますが・・・

手術後は元居た場所にリリースになります。

毎日、ご飯をあげて掃除をしながらその子たちに関わると

この寒空に帰すのか・・・とどうしてもこころが痛みます。

実際にリリースに行く友人はどれほどに辛いことだろうかと思います。

でもそうやって手術をした子すべてを家に入れその生涯を抱えることなど

とても無理ですから、せめて増やさないようにと活動する人々。

大っぴらにやっていませんから、誰かがうんと褒めてくれるわけでも

ありません。

逆に物好きだとか変わっているとか言われたりしますし

でもね

不幸な猫をなくしたいと自分の時間や労力やお金を使って活動する人は

本当の意味で猫好きなのだと思います。

猫と言うよりも命の問題として捉えることが出来ているのだと思います。

今日も数日お世話をしていた子が元の場所にリリースされました。

そこにはご飯をくれる人もいて、その子たちから次世代の子は生まれませんから

一代限りの生を生きるのですが、どうか無事でと祈らずにはいられませんでした。

野良猫として生を受けても、今ちびママの家にいる保護組のように

家猫になれた子たちもいます。

でもそれはとてもとても稀なこと

今日は、私ににもっとチカラがあって大きなシェルターが作れたならと

こころから願ってしまいました。

野良猫だったはこべちゃんです。

友人がTNRに入った現場であまりにも体調が悪く手術が出来ないと判断された子

手術どころか助かるのか？と言う状況で保護されて、私の元にやって来ました。

考えてみれば超がいくつも付くくらいラッキーな子です。