ちびママの日記

七生の生きた時代

七生が旅立ちました。

私にとって七生としげこはチュウさんを看取ったあとに出会った

思い出の深い子たちです。

チュウさんに守られて来た私が自分の足で立たなければならなかった時代

経営していたエステサロンを閉め、広告業界に飛び込んだときでした。

自由気ままに仕事が出来ていたエステの世界から

右も左も・・・もう右往左往しているのに株式会社の代表で社員さんたちを

抱える責任感・・・

住居も移さなければならず転居した先の家の庭に、既に住んでいたのが

野良猫しげこだったのです。

すぐにTNRをしてやれやれと思っていたら、なんと手術済のしげこが

子猫を2匹連れて現れて・・その1匹が七生でした。

数年経ってその家からも転居することになったとき

私は野良猫しげこと七生を捕獲して連れて転居しました。

そこから完全室内飼いの飼い猫に昇格したしげこと七生でしたが

まあ・・ザ!野良猫!!

人に気を許さず常に気を張って生きたしげこが育てた七生は

こちらも立派な野良猫でしたが10年近く共に暮らす中で

お互いに妥協点を見つけ、いつの間にか家族になりました。

最もペットではなくお互いを尊重しながら暮らした日々でありました。

そんなしげこも2年前に他界し、そして七生は年末から体調に異変が。

検査の結果、肝臓・・・胆管炎を起こし重度の貧血と黄疸

食べないとますます悪くなります。

抱き上げて膝に入れ強制給餌をしながらの治療

でも、悪くなるスピードに勝つことは叶いませんでした。

夜中の12時頃、ああこれは朝まで持たないだろうと思い

チカラのなくなった七生を膝に入れて夜をすごしたのですが

夜明け前の3時35分

私の膝の上で抱かれながら七生はその生涯を終えたのです。

葬儀も終え、七生はきっと今は大好きだったしげこやレオ、ルドルフコマルトンたちに

迎えられて、あの幸せだった時代を懐かしく語り合っているのでしょうか

七生を喪ったのは本当に辛いことですが、あちらには七生が会いたかったであろう

みんながいるのだからと思うと慰められます。

納骨堂にしげこと並んで安置しました。

七生とレオとルドルフコマルトン

今はきっとみんな一緒にいるんでしょう。

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