高齢猫専門移住受入施設ちびママの家に最近入所した猫さん
入所の時から、飼い主さまがこの子はもう長くないとおっしゃっていましたが
動物病院で診察や検査などをしていないとのことでしたから
入所後、ちびママの家で必要な血液検査などを受けました。
終生としての入所後はその子の所有権もちびママの家に移りますから
飼い主さまには、一切の費用の負担はありませんが、気持ちの上ではやはり
長年暮らして来たのですから、ちびママの家と共に見守りましょうという
スタンスでお受けしています。
血液検査の結果は、重篤な腎臓障害や貧血などで予後は悪いとの結果でしたが
今は、出来得る限りのことをするしかありません。
毎日の補液や注射を病院でして頂いています。
食べられないので、ミルクやa/d缶をシリンジで口に運んでいます。
少しだけ頭を持ち上げられるようになりました。
この子の余命は神さまだけがご存知です。
私は託されたこの子と共に暮らし、少しでも、ひとつでも
この子が嬉しいと感じられることや美味しいと思えることとか
皮膚のケアなどで気持ちが良いと思ってくれれば良いと思っています。
そして何よりも、共にいるのだというぬくもりをこの子に届けたいと
それだけを思っているのですが、可愛くて愛おしい思いでこころが潰れそうになります。
この記事へのコメントはありません。