12月3日に受診したおもちくん
翌日の月曜日にも再び受診をしました。
前日より状態が悪くなっているように思えたからですが・・・
診察室で、先生に「もう今日明日でしょうか?」と伺うと
それには何もお答えにはなりませんでした。
優しい先生です。
否定できないので何もおっしゃらなかったのですね。
先生にエリザベスカラーを取ってあげたいのですが、と言うと
先日には治療が出来なくなるから取ってはダメだと言われていましたが
頷いておもちのカラーを外したのでした。
翌5日の早朝、おもちは静かに旅立ちました。
旅立って初めてわたしはおもちを抱きしめることが出来たのです。
いいこだ、いいこだと何度も何度もつぶやきながらおもちを撫でました。
辛い一生だったね、だけど・・・うんと頑張って生きたね
なんてお利口な子だったろうと、抱きしめながらたくさんおもちを褒めました。
真っ白なおもち
綺麗にブラシをかけ、カサブタや汚れを取ると見事な美しい白い猫でした。
言っても仕方のないことですが、もう少しもう少し早く保護が出来ていたなら!
出来る手立てが何かしらあったかも知れないのに!
この子に以前関わっていた人々を責めるわけではありませんが
扁平上皮癌の兆候が見えても助けてもらえなかったこの子が不憫で泣けました。
助けてやれなかった自分の無力さが辛くて泣けました。
目の前で静かに永遠の眠りに着いたおもち
今日、6日の午前中は辛いお見送りの日となりました。
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