11年前の今日、この時間はチュウさんが旅立った頃です。

あれから11年

もうそんなに経ったのかと不思議な気がしています。

いつも必ず傍らに居て私を支えてくれていたから

あの日、私は自分の足で立たなくてはいけなくなりました。

会社のことやら社員さんたちのことなど・・・大体会社を存続させるかどうか

そんなことから始まりました。

会社があり社員さんたちが居て、それを私が背負うのか？出来るのか？

世間はまだまだリーマンショックの後遺症があって景気は悪いし

メインバンクの担当の方にも、貴女が全部背負うことはないと言われたくらいでしたが

チュウさんが旅立つ数日前

会社を頼むな・・社員を頼むな・・・との言葉に

大丈夫！私がいるからと答えたその約束は何よりも大切でした。

あれから11年、実際、考えていたより大変でしたが、その分得る物も多かったし

高齢猫専門移住受入施設ちびママの家を創設は

私には天職であったと思います。

この11年沢山の方々に助けられ支えられてやって来た私は

感謝と言う言葉の意味を繰り返し繰り返し体験して来ました。

創業53年めの大日廣告株式会社とちびママの家が

今こうして存在していることをチュウさんに報告をして来ました。

ああ、良い人生だったなぁ

幸せだった、貴女が居てくれたから

最後にいただいたこの言葉は今も私を支え続けてくれているのです。